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2015/03/07

アメリカの日系人収容所について

amazonのマーケットプレースで4000円弱くらいする本が、ブックオフで200円で売ってました。先日買ったこの本なのですが…。

実は買ったのはこれそのものじゃなく、その後復刊されたものです。

2004年12月15日 第一刷発行
発行者 『アメリカ強制収容所』出版刊行会代表 四篭公子
発行所 フィリア美術館
定価 税込1500円

となっています。

強制収容が進められた中で農民や漁民の策略があったり、そこに反日感情が合わさったりして、アメリカ憲法違反の施策が実施されてしまった経緯などが詳細書かれています。戒厳令も敷かれていないのに、裁判もせずに無辜の市民を強制収容。敵国だったドイツ人やイタリア人には収容などということはしていないので人種差別でもありますね。自分の都合により差別はだめと言いながら差別する。今も昔もアメリカとはそういう国なのでしょう…。

( ´ー`)y―┛~~

しかしながら、その収容所内の暮らしぶりについてはあまり悲惨なところは書かれておらず、そういう面では拍子抜けはします。あと、収容所から外に「出稼ぎ」に行くことも許されていたともあります。収容所によっては違うのかもしれませんが、筆者が最後にいた「ミネドカ収容所」ではそこまで管理が緩かったようです。

あと、教会関係者の方々(もちろんアメリカ人)の支援も素晴らしいと感じました。アメリカでも砂糖などが配給制になっていたとはこの本で初めて知りましたが、その配給制の砂糖を少しづつ集めて提供してくれ、そのおかげもあって筆者の結婚式にウェディングケーキが登場したというお話は感動しました。

この本で知ったことと言えばもうひとつ。あの有名な第442部隊のお話。

この第442部隊の日系人は戦争中に志願して兵士になったと思っていました。それは間違ってはいなかったのですが、その志願兵というのは、この日系人収容所からの志願兵だったと初めて知りました。というか、日系人が収容されていたことと第442部隊が日系人だという事実は知識として持っていましたが、その2つをつなげるような頭が回りませんでした。

その収容されていた日系2世がなぜ志願したか。戒厳令が敷かれていたハワイの日系人は徴兵されたともこの本には書かれていますが、志願です。志願なので志願するかどうかは自由だったようです。では、なぜ人種差別を行うようなアメリカという国家のために命を投げ出したのかという疑問が出ますよね。その理由の大きなものとして、戦後の日系人の立場を考えて、ということが書かれています。

戦争が終われば、元いた場所に戻ることになる日系人。自分たちが持っていた土地に戻り、もとのように農業などにつく。でも、当然敵国人としていろんな障害が待っているであろう未来を見据えて、その時のために自分の生命をかけて従軍したと。

アメリカという国家への忠誠を死を持って示すために構成された部隊。実際、部隊では800人?もの死者が出た。

収容所内で発行されていた英字新聞には

「もし、これに失敗すれば、われわれは自分を破滅させるだけでなく、われわれの子孫も破滅させてしまうだろう」

と書かれていたそうです。

そういう思いで志願した2世の方々を考えると、なんと言っていいか…。運命に翻弄された犠牲者と簡単に言うことなど憚られます…。

ためになる本でした。
こういう本は絶版になるのが惜しいですね…。
 


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