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2013/08/16

「終戦のエンペラー」を鑑賞しました

昨日、8月15日に観るしか無いと考えて、行って来ました。

まず都内某所で鑑賞、その後靖国神社に参拝。こういう計画です。

原題は「Emperor」なんですね。そらそうか、終戦の…なんていうのはねぇ…。あれでしょうか?ハンニバル・ライジングが原題は「ハンニバル ライジズ」ですもんね。

( ´ー`)y―┛閑話休題

物語の内容はほぼ予想通りでしたし、驚くような脚本の妙なんてのもなかったのですが、何点か気になったことがあります。

■酒場の喧嘩の場面
当時の日本人が酒場とは言え、アメリカ兵に対してあのような暴力を振るったのでしょうか?酒場で何かを後ろから軽く投げつけていましたけど、下手すりゃ、撃ち殺されてるんじゃないですか?占領時にはそれでなくても強姦や傷害(致死?)事件が多発していたのですし…。しかも曲がりなりにも兵士がおっさんにぼこぼこってのも…。違和感がありましたね。

■ご聖断の場面
3対3で評決が決しないとなった場面で、いきなり陛下が立ち上がってご聖断をされたように流れていましたが、そんなことはないですよね。思わず「端折り過ぎやろ」とつぶやいてしまいました。

最高戦争指導会議は通常は首相を含めて6名、首相は進行役なので票入れず、そのために必ず評決に至るはずのところを、このご聖断に至る当会議は枢密院の平沼枢密院議長が招集されていた。それまでの最高戦争指導会議で議論されていた国体護持の一条のみ追加しポツダム宣言を受諾するか、それにさらに三条を追加して四条とするかで会議は三対三の同票で評決できず。

そこで、同票の際には評決できないので、ご聖断を願い出たのが鈴木貫太郎首相だったとのこと。

P117からがご聖断の章です。

こういう場でご自分から意見を述べることなどないのが立憲君主制の君主であり、それをしっかり最後まで堅持されていたのが昭和天皇だということがわかります。

■最後の鹿嶋大将の慟哭は何なのか?
日本人は無私の精神だというところはまだいいとしても、その後の「残虐なこともできる民族だ」という、そのセリフの意味はなんだったんでしょうか?
戦争で人も殺せるというくらいの意味ならどの国の民族でも軍隊でも同じであり、敵兵を殺すことが戦争ですからことさら最後の重要な場面で入れるようなセリフではないですよね。どう見ても、南京大虐殺が意識されているセリフだと感じてしまいました。

■マッカーサー
最後のほうで利己的な面が出てきていますが、もっと利己的でもっと高圧的でもっと下衆な人物という印象を持っていますので、少し物足りませんでした。

( ´ー`)y―┛~~

それにしても、結構お客は入っていましたねぇ。年配の方の姿が少し目立っていました。チケットを買う際にも「終戦のエンペラーですね…」という売り子さんの声がすれば、そこは年配の方の姿がありましたし。

自分も、上ではいろいろ言っていますけど最後の昭和天皇が出てくる場面ではちょっと来ましたからね…。この時期に観るべき作品と言えましょう。

映画『終戦のエンペラー』公式サイト
『終戦のエンペラー』上映劇場

年表を見ると興味深いことがわかりますね。

4月28日:サンフランシスコ講和条約発効
11月3日:日本国憲法発布
12月23日:東条英機などA級戦犯死刑執行

どうですか?何か気づきませんか?

そう、すべて歴代天皇の誕生日ですね。マッカーサーは日本の消えない歴史に刻みつけたのでしょう。自分の復讐を。ねちっこい野郎です。
 


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コメント

こんばんは。
自分も「終戦のエンペラー」を鑑賞しました。
洋画だけあって、日本の視点では、決して語られる事がないであろうシーンがありましたね。

あと酒場の喧嘩の場面ですが、兵士の方がボコボコにされていた事を、今頃になって「そういえば」と気づいてしまいました(汗)

投稿: FREE TIME | 2013/08/18 00:18

こんばんわ^^

>FREE TIMEさん
そうですね、日本単独ではなかなか公平な目で見た作品にはなり難い内容ですからね。逆に自虐があればひどい作品にもなるでしょうね。

私は鹿嶋大将の慟哭の残虐という単語に、WGIPを感じたりしましたが…。

>ぼこぼこ
一番印象が強い場面でした(汗

投稿: ピア | 2013/08/18 20:10

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» 映画「終戦のエンペラー」これこそ、邦画で見たかった [soramove]
映画「終戦のエンペラー」★★★☆ マシュー・フォックス、トミー・リー・ジョーンズ 西田敏行、初音映莉子、桃井かおり 伊武雅刀、羽田昌義、火野正平 中村雅俊、夏八木勲出演 ピーター・ウェーバー監督、 107分、2013年7月27日より全国公開 2013.アメリカ、松竹 (原題/原作:陛下をお救いなさいまし 河井道とボナー・フェラーズ/岡本嗣郎著 ) 人気ブログランキングへ">>→  ★映... [続きを読む]

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