危ない試合でしたが、今季の戦い方を象徴するような粘って勝ち越しで押し切った!歓喜の胴上げは11回!
→Yomiuri Giants Official Web Site: 11月3日 対日本ハム6回戦・東京ドーム
Yomiuri Giants Official Web Site: 11月3日 対日本ハム6回戦・東京ドーム
スタメン復帰の阿部が決勝打!3年ぶり22度目の日本一!
3勝2敗と日本一に王手をかけて迎えた日本シリーズ第6戦は、ジャイアンツが初回に矢野のタイムリーで2点を先制する。二回には長野のソロホームランで追加点を入れ序盤からリードを広げた。先発の澤村は初回から好投していたが、六回に中田に同点3ランを浴びてしまう。しかし七回にきょうスタメン復帰した阿部のタイムリーで再び勝ち越しに成功。この1点のリードを継投で守り切り、対戦成績を4勝2敗としたジャイアンツが3年ぶり22度目の日本一の栄冠を手にした。
第2戦で8回無失点と好投した先発・澤村は、初回のファイターズの攻撃を無失点で抑え、上々の立ち上がりを見せる。
その裏、先頭の長野がヒットで出塁すると、送りバント後に坂本もヒットで続き、初回から先制のチャンスをつかむ。その後村田が四球を選び二死満塁。この場面でシリーズ好調の矢野が左翼フェンス直撃の2点タイムリーを放ち、ジャイアンツが幸先良く先制した。
二回裏には長野が左中間にソロホームラン。第2戦で先頭打者ホームランを放った時と同じく武田勝からの一発でリードを広げる。
澤村は二回から3イニング続けて三者凡退に抑える好投を見せ、テンポの良い投球で相手に付け入る隙を与えない。
打線は三、四回といずれも先頭打者を出塁させたが、このランナーをいかすことができず、三回から登板する谷元を前に得点を奪うことができない。
五回表、澤村は一死から小谷野に二塁打を浴び、一回以来となるきょう2本目のヒットを許す。しかし、後続をきっちりと抑え無失点投球を続ける。
六回表、2本のヒットを浴び、二死一、三塁と澤村はこの試合初めてのピンチを抱える。この場面で中田に投じた初球を左中間スタンドに運ばれ同点。一振りで試合を振り出しに戻されてしまった。
反撃したい打線は六回裏、二死から寺内がヒットで出塁し二盗も決め、二死二塁と勝ち越しのチャンスを得る。ここでベンチは先発の澤村に代打・エドガーを送り勝負に出るが、エドガーは見逃し三振に倒れた。
七回表からは福田が登板。しかしヒットとふたつの四球で二死満塁とされ降板してしまう。一打勝ち越しのピンチであとを継いだ高木京は糸井を右翼フライに打ち取りこのピンチを切り抜けた。
その裏、ジャイアンツも二死二塁と勝ち越しのチャンスをつくると、きょうスタメン復帰の阿部が中堅にタイムリーヒット。四番の一打で再び勝ち越しに成功した。
八回、4番手のマシソンが登板。長野の好守もあり無失点に抑える。
1点リードのまま迎えた九回、山口がマウンドへ。その山口は二死一、二塁のピンチを抱えたが、糸井を遊撃ゴロに抑え試合終了。対戦成績を4勝2敗とし、ジャイアンツが3年ぶり22度目の日本一を決めた。
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試合開始前から球場全体がそわそわしているような、優勝が決まる試合特有の雰囲気がありました。試合開始前の3分間のカウントダウン映像がバックスクリーンで流れましたけど、それを見ているだけでなんだか感動してうるうるしてしまいました。
5時半くらいにはスタメンバッテリーが発表されましたけど、澤村はともかくネ申の先発には驚きました。大丈夫なのかということと、そこまで無理をして後々響かないのかとか、やっぱり主砲がいないと!と思ったり、複雑でした。
試合は上記にもあるとおりの展開です。が、ヒットが出たり四球でランナーが出ると、盛り上がり方が半端無かったです。初回の満塁からのヤノケンの当たりは、1塁側B席からはファールかどうかというよりはホームランかどうかという当たりに見えましたので、最高潮でしたね。あ、ネ申のファーストライナーの「あーーーぁ…」という球場全体の落胆もある意味最高でした。
長野様のソロ。
これで澤村の調子もあるからこのまま終盤まで進んで、山口、フランケンという継投でシーズンのとおりの展開になると思っていたのですが、相手の4番 中田翔が一振りで試合を降り出しに戻してしまいましたね。実は、その前の回くらいから球威が落ちてきていましたので、「おや?」と思っていましたが…。まったく速球にも変化球にもついてこれていなかったので、イチニノサンの振られたのかも知れませんが…。
ただ、ファンという立ち場を離れれば、これでいい試合になったとも思いました。試合前のステージG-KINGでは堀内氏が「今日はいい試合になる、いい試合になったら巨人が勝つ」とおっしゃっていましたので、そのとおりの展開になりました。
そのあとはどちらもランナーは出たものの得点できず、8回裏の運命の攻防になりました。
長野様、四球。松本、送りバント。この松本の働きはいいですね。きっちり送りバントは決めてくれるし、そうでなければヒットも打ってくれるし、盗塁もあるし。こういう2番打者はいいです。2009年もそんな感じで定着していましたので、ぜひ来年もこの調子で不動の2番として定着して欲しいですね。
しかし、続く坂本が三振。ここでネ申は敬遠で村田勝負か…と思われたところ、ネ申勝負でタイムリー。このタイムリーもランナーが死球明けの長野様でしたし、外野が日ハムの超強力外野陣ということでホームインできるか?と思っていたら、なんと長野様が走る走る!貴重な勝ち越しタイムリーになりました。
あとはマシソンが抑えて、最後は山口。山口もヒヤヒヤもんでしたけど、結果抑えて日本一!

感激です。
福田の8球連続ボールなんてのには驚きましたけど、新高木が糸井をよく抑えてくれました。このシリーズはキーマンの糸井をどう抑えるかが鍵の一つでしたけど、結果としては最高でしたね。中田も最後は一本打たれましたけど。稲葉、小谷野には結構打たれましたけど、ほかも抑えているので連打というのは少なかったと感じました。
終わってみれば、防御率がジャイアンツが2点台、日ハムが4点台となってしまいました。打率もしかりで、結果数字だけを見ればジャイアンツが圧倒しているようになっていますが、その実、1-0の勝利やサヨナラ負けからも分かる通り、大差のついた試合があっただけで内容としては僅差だったと思います。
ただ、その僅差の試合を取りこぼさなかったというところに、今年のジャイアンツの強さがあるようにも思います。まだまだ若手も育ってきているチーム、来年もぜひ連覇をお願いします。
ということで、個人的には
9/21のシーズン優勝
10/22のCS優勝
11/3の日本シリーズ優勝
の三試合すべてに立ち会うことが出来ました。自身としても最高のシーズンになりました。貴重なチケットを譲っていただいたM村さんありがとうございました♪
11/25にパレードがあるようですね。行ってみようかしら。
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