要は、原子炉格納容器の中で何が起こっているのか把握出来ていないということでは?
最悪の事態というよりも、最悪の状態ですね…
→危険の兆候か、2号機の圧力なぜ急低下 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
危険の兆候か、2号機の圧力なぜ急低下 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
福島第一原子力発電所2号機で16日、原子炉などの内部圧力が急激に低下した。 (2011年3月16日22時19分 読売新聞) |
状態がわからなければ対策の検討のしようがないのでは?多分、各種センサーは水素爆発や地震その他の影響で壊れているのでしょう。あるいは、地震以降の様々なストレスで壊れてしまったのでしょう。
水位計と圧力計、両方同時に壊れる確率などほぼ天文的では?こと原子力に関係するものとしては、ですが。
このまま本当に冷却水が不足して燃料棒が露出され続けていると、その燃料棒が自熱でまず被覆管が溶け、そのなかの燃料ベレットが溶け、原子炉圧力容器の中で一箇所に集まり、その集まって量が一定以上になれば、核分裂反応が始まり、いずれはチェルノブイリのように爆発、という最悪のシナリオも考えられます。
現場の作業員の方々は常に最善と思われる対処を進めていただいていると思います。しかも決死の覚悟で。
日本の行方はその作業員の方々の双肩にかかっていると言っていいでしょう。頑張ってと祈るしかありません。
この本を読めば核反応から原子力発電までよくわかると思います。それと、放射線の恐怖も。
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